新緑と山ツツジが彩る森林をさまよう

五月も半ばを過ぎると森林の鬱蒼とした散策路は眩しい朝日を浴びて明るくなり、ほどよい冷気と小鳥達のゆったりとした囀りが辺に響き余計に静けさを誘う。

曲がりくねった散策路をさまようとあちこちに自生する山ツツジが辺りの新緑に映えて森林を彩りほのぼのと心を和ませてくれる。

森林の自然との調和を図る池の岸辺には山ツツジがひっそりと咲きエメラルド色した水面とのコントラストが綺麗で暫し足が止まる。

さくら並木から見える高台に上がれば密植されたツツジが見頃をむかえていた、藁葺き小屋のベンチに腰掛てウグイスの囀りを耳にして新緑の森をぼんやりと眺めていると時の経つのを