海外移住の日

明治41年の今日6月18日、
本格的な海外移住の第一陣158家族781人を乗せた「笠戸丸」が、ブラジルのサントス港に到着したのを記念して、国際協力事業団(JICA)が1966年に制定。

「笠戸丸」は神戸港を出航し、シンガポール、南アフリカ・喜望峰経由の西周りで、50日もの日数をかけて到着しました。

ブラジル移民の背景には、ブラジルでの労働力不足がありました。


移民の人たちはブラジルに到着すると、6つの大農場に労働者として送り込まれました。

あてがわれた家屋は掘っ立て小屋で、コーヒー園では鐘や角笛で知らされる時間に縛られた生活を強いられました。