ホテル界の歌舞伎座・・・「箱根 富士屋ホテル」

箱根宮ノ下「富士屋ホテル」は明治の建物・・・、先ずは堂々たる唐破風屋根がお出迎え。
 しかし、中へ入ると一転、西洋風のパブリックスペース・・・、そして、メインダイニング「ザ フジヤ」も、「さあこれからフランス料理!」と言う気分に何の違和感も生じさせない。
 しかし、よく見ると、窓にはカーテンやブラインドではなく御簾!長押の上には欄間彫刻の様な動物の彫り物、そして、その上に目をやればお寺の本堂の様な「天井画!」
 徹底した和洋折衷!・・・、しかし、何の違和感も無い!?何故???
 そうです、歌舞伎座で見慣れた風景!和洋折衷は、既に伝統の域に達していたんです