朝霧と柿実る山里

日本の秋のフルーツと言えば古くはやはり柿であろうか。
日本では約1000種類の柿があると言う。

以前田舎ではどの家々も自家用のミカンやイチジクに柿は数本植わっていた。
現在のように量産のできる種類は少なく、今では味わうことのない柿があった。
甘味は少なく多少の渋みがあったり、皮をむくと黒いゴマ譜のような斑点があり、名前もコネリ、ジンジャモン(地方によって呼び名は違うだろうが)など懐かしい味は忘れられない。

冷え込んだ秋の早朝の霧や赤く色づく柿は、日本の秋の風物詩でもある。
そんな霧景と柿の山里訪れてみた。

デジブック 26景
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