米と日本人にまつわる話(2)宮沢賢治と米の驚異的な品種改良

「米と日本人にまつわる話(2)宮沢賢治と米の驚異的な品種改良」

戦前、戦後の東北地方、とくに岩手県は夏に三陸沖から吹き付ける冷たい風で農作物が全滅することが度々ありました。

このような冷害が起きる度に、娘の身売りが多くなります。身売りの悲しい話が私の住んでいた宮城県にも伝わって来ました。それは暗い悲しい岩手県の宿命だったのです。
特にお米は冷害に弱く、三陸沖から風で全滅してしまうのです。

これをひどく悲しんで、何とかしようとしたのが宮澤賢治でした。
羅須地人協会を作って農地改良を指導したのです。そして下のように・・・寒さの夏はオロオロ歩き・・・