相場のボトムアウトは近い

今週は外部環境に振られる形で株価が大きく変動、ボラティリティの高い不安定な展開となった。これで年末から3週連続の下げ、日銀が追加緩和を実施した10月末の株価水準、16,500円台に一時突入するところまで調整が進んだ。

急激な株価下落の要因の第一は原油価格の急落、1バレル100ドル近辺で取引されていたものが半値以下になったことで損失を被ったヘッジファンドなどが利益の乗っている日本株を売却して穴埋めに走ったことにある。昨年11月以降日本株の先物を大量に購入し株価を釣り上げ、今回その利益確定を急いだのである。

ただ、原油価格も一時は45ドルを下回る泥沼のよ