山水画の山へ

今年の春も中国の南に位置する とある岩山へと足を延ばした。“とある”とはいっても山水画で有名なあの黄山なのだが。
大陸の自然はそのスケール感が桁違いだ。お陰で自分などは日本のこじんまりとした山にはあまり足が向かわなくなってしまった。(時間も足りないのだが)
ここ九州で岩山といえば大崩山が一番人気で有名だが、黄山のスケール感はその3倍ほどはあるか。ただ歩き易いので疲労感はあまりない。誰もが登れる山でいつも世界中からの多くの登山客でごった返している。どんな急峻な岩も徹底的に削って頂上まで普通に登れるように完璧にしかもあまりに綺麗に整備する中国の底力には改めて