ガリレオは教会の権威に立ち向かって勇ましく地動説の真実を述べ立てた英雄的なイメージはない。自分の印象では、科学的な機器を自作して真理を調べることが何より好きという、永遠の科学少年というイメージだ。
じじつガリレオ裁判とは何だったのかという本も出ていているが、ガリレオは教会にたてつくというような行動はせず、ひたすら教会にペコペコして恭順の意を示すような姿勢でいたとのこと。
むかし読んだ本には、呼び付けられたガリレオは、教会の権威者の前で、犬のように四つん這いになって太陽が地球の周りを周っていますと、述べ立てたとあった記憶がある。
天動説を唱えたとされ
連載:科学・数学