我が家の猫の額ほどの小さな庭に植えてある一本の温州みかんの木。毎年、たわわに実をつける。多い年には２００から３００個もの実をつける。だけど、こういう時は実そのものが小さい。この小さいみかんは味が良いのだろうか。小鳥たちが次々とついばんでしまうから、収穫時には競争になってしまう。

今年もみかんの収穫の時期を迎え、先ほど収穫した。今年は不作で、全部で５０個ほどしか採れなかった。それも一個一個の実が大きい。皮も硬い。不思議なことに、小鳥たちに食われた跡が全然ない。

「小鳥も食べないみかんか。さぞかし酸っぱいに違いない」

でも、記念になるので、比較的大きめ