蓼科山365日 2-8-18 梅のたより

次から次へと大陸から冷気が日本列島を覆い、一向に春の兆しはない。

窓から見る日差しは暖かそうですがマイナス14~5度はあります。

新聞を取りに行くと、車のフロントガラスは例によって、結晶がビッシリとへばり付いている。

もう梅の花の便りも耳にする季節になっているが、
こちらでは結晶の華!

「紅梅、白梅」は「光の春」のよう、あたり一面に香りをまき散らしているのだろう。

「愛する人に」(井上靖)

 さくらの花のように、
 万朶を飾らなくてもいい。
 梅のように、
 あの白い五枚の花弁のように、
 香しく、きびしく、
 まなこ見張り、
 寒夜、なおひ