かつて文人が多く住んだ都内の文京区の千駄木界隈には、門前に狛犬では無い象さんが鎮座するお寺さんまであります。
仏教がインドから伝わったのですから、まだ兎さんより納得の系譜でしょうか。
狛象もこのように立派な牙を蓄えた牡と、反対側には雌の可愛い姿です。
狛犬の脅しも無いのも優しい門前です。
ライオンが猫もどきに描かれている江戸の世も切ないのですが、それからすれば立派な象さんです。
確かに日本に渡来したことが在った筈・・・遠く室町の世からと。
長崎から江戸迄を歩かされたなんて記述も残るようです。
更に日暮里方向に下る途中に立派な駒込大観音を見る