今日の俳句

空蝉と見れば柩ぞ死を包む

妻籠まで夏盛んなる古街道

東京よりジャカルタ涼しとは如何に

「夜明け前」の舞台を歩み夏惜しむ

蟷螂のしざると見せて飛び掛かる

吾が骨はここに撒くべし雲の峰

手の皺の若返りたる昼寝覚

鰯雲集め布団に詰めたしよ

試合終へ少年剣士夏惜しむ

カテゴリ:アート・文化