【初めての短歌】

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【歌人山崎方代に捧ぐ】あけび庵

新年明けましておめでとうございます。
本年は新春特別企画”短歌”でスタートいたします。

*梅干しの並ぶ二つの種を見て歌人方代愛とのたまう
*背の寒さ犬の行火は生きる為貧乏という人生があるさ
*冬の月白い横顔その下を番の烏が遠く飛び去る
*馬肥ゆるウエストどっかに行っちゃった笑って言うからもっと探せよ
*おでんの具ロールキャベツが食べたいなお味は少し濃いめが好きだ
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*冷凍の粽が二つ蒸されてる幾つ食べると聞かれて二つ
*枯れ蓮や蜘蛛の糸には心なく今度は太い糸を頼むよ
*冬までは生きられ