連載:メキシコ一人旅日記

メキシコシティの朝食にチラつく強盗の気配

メキシコシティは赤道近い熱帯にありながら標高2.200メートルを超える高地にあり、1年中春のような気候で暖房も冷房もありません。
昼間と朝晩の気温差が激しくて、いきなり鼻風邪をひいてしまいました。
時差の関係で朝4時には目が覚めてしまい、あまり早いと迷惑だろうと部屋で6時過ぎまで過ごしてからホテルのフロントに行きました。
「すみません、近くで朝食がとれるお勧めのレストランを教えて下さい。」
フロントの男性は「ええと、あれはどうだったかな‥」しぱらく迷って「そうだ!ある、チュロスとショコラーテの店だ。」そう言って地図をとり出し、店の場所に印をつけてくれまし