司法・政治・裏社会の癒着 映画<撃たないで>

EUフィルムデーズでベルギー映画<撃たないで>を見て来ました。ベルギーは自国語がなく、フランス語、英語と親戚のオランダ語の方言フラマン語が主に使われていますが、日本で公開されるベルギー映画は殆どフランス語でした。しかし、この映画はフラマン語で、原題も英語の”Not Shoot” と酷似していて意味が解ります。タイトルは、スーパーで強盗団に襲われ、一家に銃が突き付けられた時に少年が必死の叫び声です。

映画は1985年11月に、実際にベルギーの地方都市のスーパーマーケットで10人以上の死者を出した強盗殺人事件で、娘夫婦と孫娘の3人を一度に失った祖父が、事件