最近読んで感銘を受けた2冊の本@2人の指揮者の自伝

春先から最近に掛けて読んだ2人の指揮者の自伝に感銘を受けました。

その2冊とは、「ヘルベルト・ブロムシュテット自伝」と「ウォルフガング・サヴァリッシュ自伝」です。

私はお気に入りの演奏家の伝記や著作を読むのが好きで、これまでにも往年の巨匠から現役に至る色々な指揮者のものを読み、それぞれの演奏に聴くものに通じる深く動かされるものを感じてきました。

今回読んだ2冊は、それらにも勝るとも劣らない感銘深いものです。

1920年代生まれのこの二人に共通するのは、自分の個性や主張をではなく作品を、作曲家が総譜に書き残したものを正確に聴衆に伝えることを、追求す