母の遺言の顛末

昔、母が胃潰瘍の手術をしました。
その頃は告知なんてしない頃。
癌でも潰瘍とごまかして伝えた頃です。

母は胃がんだと思い込んで、病院で父と私が居るときに自分が死んだらお父さんに後妻さんをもらって欲しいと告げました。
遺言のつもりだったのでしょう。
「お父さんは不器用だからお前がちゃんとしてあげてね」と。
50代前半だったでしょうか。
その後、手術をして退院したのですが、
「あの時お父さんが凄く嬉しそうな顔をした」と後々までずっと父に言っていました^^;

母は先月94歳になり、父は10年以上前に亡くなりました。

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