庭の万両が開花し花びらを落としています
直径一センチほどの小さい花びらです
秋になり赤い実を付けた万両はよく知られていますが
花を知る人は少ないようです
杉苔の上に落下した花弁がもともとそこにあったかの
ように杉苔と相まって二度目のお勤めを果たしています
こんなにも可愛く風情のある花なのに歳時記には
無視されています(調べたのは角川文庫の俳句歳時記
だけですが…)
杉苔に落ちていなければ多分レンズを向けることは
なかったと思います。
☆ 音もなく 万両の花 こぼれおり
☆ 苔なくば撮ることもなき万両の
白き