連載:連載⑥私の人生「名古屋」編

連載⑥私の人生「名古屋」編

春4月、故郷天草の本渡港から宇土半島の三角港へ、そして三角線に乗り熊本駅から鹿児島本線に乗り大阪へ、難波から南海電鉄に乗車し姉と弟が待つ岸和田へ、姉の家に2泊し近鉄特急で名古屋入りしました。

第二の人生は20年間、愛知県に住むことになりますが波乱万丈の人生が待っているとは夢にも考えていませんでした。
まるで360度違う環境、貧乏でも家族に守られ自由気ままに生きていた私も、まるでキンタ・クンテも同じ奴隷生活のような日々でした。

古い名古屋の、しきたりと風習の繊維問屋、新人は頭も丸刈り、先輩の布団敷き、食事も最後、おかずがないとたくわんにご飯のみ、毎晩ソ