2017年2月
私の方から 前向きに介護したいと言ったことはない・・・
ましてや遺産も私には渡す気もないと言った母だし・・・
寒い日、お使いから帰ったところで
母が私が持ってきたアルマイトの鍋を使って何かを茹でていた。
鍋の中身が食べ物でないと気づいて 「やめて!」と言ったが母はやめない!!
すでに毛糸が入った鍋に紫の粉を入れていた。
染めに使う大きな鍋は、2つあるのに・・・
「やめて!やめて!その染粉、安全なの?」
母「大丈夫だと思う・・・」
私「思う?」「もうやめて~!」
私は 流しに 紫に染まった毛糸を出し
中が紫に染まった鍋を洗うように
連載:家族