次のお寺さんへ行こうと車に乗りすぐに、道の途中の控えめなお稲荷でまたまた狛猫ちゃんに遭遇。
「ここにも寄っていきなさい」とばかりに階段の途中にちょこんと座ってこちらを見ている。
予定外だが無視できない、猫には目のない自分の性格を見抜かれている。
階段を登り、一度きりしか来れないと思いますが、よろしくお願いします、と手を合わせ、真言を唱える。
次は蓮光寺。
ここは増上寺の末寺とある。
山門には立派な仁王像の石像と、鰐口の鈴が吊るされていた。
そしてその横には、特長のある字の徳本上人の石柱まである。
しばらく見ていなかった徳本上人の文字に思わずほ