文化としてのマンガ。浦沢直樹の「PLUTO」など。

一ヶ月以上も前の話題になるが、日本芸術院が、「マンガ」や「写真・映像」、アニメーションや放送、脚本を含む「映画」などの分科会を新設し、こうした分野から会員を選ぶよう提言したというニュースを読んだ。近年、日本のマンガは世界でも芸術として認知されている。国内で市民権を得るのは当然である。今回の日本芸術院の改革案を、大いに支持したい。

その時も「マンガ」について書こうかと思ったのだが、紫陽花や蓮など、季節の話題を投稿していたため、機会を逸していた。

今回、改めて書き出したのは、最近、「ゴルゴ13」単行本の刊行数が、単一漫画シリーズとしては世界一となる201