前々回のオリンピックで、日本男子柔道は完全に地に堕ちて、日本柔道の威信も失墜し、復活は極めてこんなに見えていました。

その窮地を救い、立て直し、復活させたのは「井上康生監督」その人です。
現役時代は、オリンピックでも向かうところ敵なしで、伝家の宝刀の「内股」で全て一本勝ちし、胸のすく思いがしたものでした。

名選手に名監督は少ないのですが、井上康生氏は監督としても素晴らしい足跡を残しました。

井上監督の前のS監督の頃、国際大会や練習風景を見るたびに、私はこの監督は何を考えているのか極めて不満に思っていました。
兎に角、国際試合でも練習でも般若の面のよ