この夏にホオジロに出会ったのは数回。
平地から1500mくらいにいる留鳥で、目にする機会が多いと言われる割には出会いチャンスは少なかった。出会いのチャンスは全てさえずりがキッカケだった。
有名な聞きなしに、「一筆啓上仕り候」がある。
野鳥の鳴き声を文字にするのは難しいが「チョッピ―チリ―チョ、チョリーチョッチョ」の方が近いように思えた。
大きな音声で、高いカラマツのてっぺんでさえずっていると、思いもよらぬ遠方まで聞こえてくる。
嘴は短いが意外と太く、草の種を好むようだ。
下面が無斑で赤褐色、腰が明瞭な赤褐色なのも本種の特徴とのこと。
ホオジ