愛情ケーキ
司門君はその時こまっていた
君の誕生日が近いのにプレゼントが決まらないのだ
「ねえ 今何か欲しいもの有る」
「え! どうしたの急に」
「いや ちょっとね」
「私のプレゼントなら気にしなくていいわよ」
「でもさ 何か」
「もうこれ以上歳取りたくないもの」
「それとは話は別だよ」
「そうね じゃあ美味しいケーキが食べたいわ」
「ケーキか」
「そうケーキ お腹いっぱいたべたい」
「美味しいケーキをお腹いっぱい?」
「そんなに高いものじゃなくていいのよ」
「でも いっぱい食べたいの?」
「そうよ いっぱいね」