後発医薬品の流通不安定に伴う薬局での使用促進に対する影響が鮮明に

 日本保険薬局協会(NPhA)は後発医薬品の流通が長期的に不安定になっていることにより、使用促進に取組む現場の負担が大きくなっている状況を受け、このほど薬局における後発医薬品の変更状況を把握することを目的に実施した処方データ解析調査の結果を発表した。

 2020年8月から2021年1月末(2020年度)と、2021年8月から2022年1月末(2021年度)のそれぞれの期間に行った調査の結果、2020年度における先発医薬品から後発医薬品への変更は13万7159件であったが、2021年度では20万7204件にのぼった。

 また、後発品から後発品への変更に