有余無余・・その八拾六 「絶景かな・絶景かな」

まだ若かったころ京都旅行での体験で「湯豆腐」を食べようと南禅寺さん前の「順正」さんに入りました。湯豆腐は自宅以外で食べたことがないのでどんな感じで出てくるのか楽しみでした。何もわからず食べてしまいまして味もどうだったか記憶にありません。そのあと「南禅寺」さんへ。
この「南禅寺三門」は歌舞伎の中で「絶景かな、絶景かな」と見栄を切ることで有名ですね。「絶景かな」の意味は次の通りです。 歌舞伎狂言「桜門五三桐(さんもんごさんのきり)で大盗賊の石川五右衛門が三門の上から満開の桜をめでて言うせりふで絶景かなの後に「春の眺めは価(あたい)千金とは小せえ、小せえ。 こ