僕だけが知っている僕の歴史

起きた
うつ伏せに寝てたから、目と肩が痛む。
昨日は寝られるかなと思ったけど、案の定、寝てた。
夢を見た。
僕の書いた文が地元の新聞の記事になる。
辛かった時はもうあまり思い出せないけど、心の中で僕の生きる理由になっている。

自動販売機でミルクコーヒを買って飲む。
公園。
さっきマンションの中を、野良の黒猫兄弟が歩いていた。こちらを振り返りながら去っていく。
エレベーター前でひっくり返っていたクワガタを表に返してあげる。

犬と歩いているおばちゃんが、ずっと犬を引っ張っている。
犬は半ば抵抗しながら、半ば連れられるままに歩いて