今日の一枚 37. Simon & Garfunkel, Greatest Hits

サイモン&ガーファンクルもビッグネームの割には37枚目と遅めの紹介になった。これは私の趣味がフォークであればS&Gほどスマートでなくて、ディランのようにもっと泥臭いほうが好きだったことによると思う。実際LPもこのベスト盤を後に買ったが、次から次へLPを追いかけて買うということはなかった。
コーラスのハーモニーが絶妙であったことは間違いないが、あの絹のような響きはフォーク・フォークロックといった素朴なジャンルには必ずしも合っていなかったのではないかと感じる。丁度ジョーン・バエズの透明過ぎる声がプロテストソングにはふさわしくないように感じたのと似ている。二