京都御苑・閑院宮邸跡

京都御苑西南角に位置する閑院宮邸跡は、江戸時代から続いた閑院宮家の屋敷跡です。御苑は約二百もの公家屋敷が立ち並んでいたが都が遷都しすっかり寂れました・・・。現天皇家の直系の先祖である閑院宮家は、伏見宮、桂宮、有栖川宮家と並ぶ江戸時代の四親王家のひとつで、東山天皇の皇子直仁親王を始祖として1710年(宝永7) 年創立されたという。その中で唯一、閑院宮邸跡は創建以来の場所に屋敷を構え、当時の建物や庭園の面影を今に伝えています。庭園の中には藤袴の花がたくさん咲いていました・・・。歴史的価値が高い閑院宮邸跡を保存し、公家屋敷として面影を遺す建築と庭園を活用するた