闇夜の中で

深夜、詳しく書くと0時43分に家の前を北から南方向へキツネが通った。
キツネを見るのは本当に久しぶりだ。
何か良いことがあるかも知れないと思い、通り過ぎるお狐様に手を合わせた。

この先に餌があるのだろうか。

前にも書いたが私が寝る前に外を見るのは、まぁクセだ。
近所の家の灯を見て、私と同じように未だ起きている人がいるのを確認して少し安心する。

星が見えるだけで気持ちが落ち着く。

突然近所の小さな窓に灯が付いた。多分トイレに誰かが入ったのだ。

それが中々消えない。
男ならシャーッ、チョンチョンで終わるのに何時までも点い