「日本人の心の故郷のような松江への旅、そして小泉八雲旧居」 

日本人の心の故郷はいろいろな人によって違うと思います。

私の本当の故郷は仙台ですが心の故郷と言えば昨日書いた「奈良井、妻籠、馬籠の宿」 と山陰の松江です。

今日は松江について書きたいと思います。

山陰の松江へ旅したのは十数年も前のことです。旅の目的は茶人の松江七代藩主の松平不昧公を偲び、そして小泉八雲の旧宅を訪ねることでした。

松江では不昧流の茶室で茶と菓子を楽しみながら宍道湖を眺めました。

茶人であったうえ藩の殖産につくした名君の不昧公の追憶の旅です。家内が長年茶道に親しんでいたので不昧公のことをいろいろ聞いていたのです。