一粒200mのバレンタイン

雪道を長靴で歩いて出かけるのはワクワクだ。夫を誘ってこんな日に来てもらえたら嬉しいかも知れないよと、好きな場所をつないで散歩する。

閑散とした事務所、うつむいて仕事しているファミサポ担当を窓ノックで起こして会話、それからカルディで暖かい珈琲をもらってひよこ豆とワインを買い、帰りに大好きな、つまり、無くなって欲しくない角のお菓子屋さんに寄ることにした。

このお菓子屋さんは家族でやっている小さな店で、障がいを持った息子さんを時々店奥に迎えている。定番のケーキとクッキーは全部覚えてしまったけど、珍しく新作のチョコレートが5種類並んでいた。そんな余裕