雨を見て、夜明けを迎えて(Feel like making love to you)

夜明けに窓の外の雨を見つめていた。
夜が白々と明けてきた。

子供の頃、ガラスをつたう雨粒の動きが面白く、
窓際で雨の風景をずっと眺めていた。
そんな記憶が、心の奥でふとよみがえってきて、
子供部屋のトタン屋根を打つ雨音が聞こえる気がしたり。
これも人生の峠をこえたしるしなのかもしれません。

春のにぎやかな日にも、今日のような雨の日にも、
ささやくような歌声が心地よく感じるように
なってきました。

自然の表情には順応できるのに、人と人にはどうして、
いろんなつまらぬ摩擦が生まれるのか。
人の行動の根底にあるのは、
「愛」って情感じゃないかな。
男女間