戦時中、当市が爆撃目標となったことはなかったが、Ｂ２９が爆弾を何箇所かに無造作に投下した。
昭和２０年になると旧田無村　（現在の西東京市）　にあった　「中島飛行機製作所・武蔵野工場」　は米軍の激しい爆撃を受けた。この工場はあの零戦のエンジンである　「栄　（さかえ）」　を製造する日本有数の軍需工場であった。米軍機は正確さを誇る　「ノルディン照準機」　でかなりの高精度で爆弾を投下した。その後Ｂ２９は帰投コースで当市上空を通過する。

目標に対しては６～９トンの爆弾を投下するが、どうしても爆弾倉に引っかかって落ちない爆弾が残ってしまうことがある。それをそのまま