連載:家族

NHKドラマ「向こう岸」を見て、生活保護の現実

主人公の中学生の山之内和真はエリート家庭の子供。
ある日「進学校で落ちこぼれ転校した」という秘密を、同じクラスの佐野樹希に知られてしまう。口止めに命じられたのは、口のきけない少年・渡辺アベルに勉強を教えること。口がきけない理由も壮絶・・・・
親しくなる3人だったが、
生活保護を受けても、鬱病の母と幼い妹を抱える樹希は、ヤングケアラー状態で家事と妹の世話で疲弊していた。
そして将来の希望を失い、看護師の夢をあきらめていた。
見かねた和真が手にしたのは『生活保護手帳』。難解な内容を読み解き、解決策を見つけようと奮闘する。

男子生徒が「生活保護って働かなくて