水彩画その374:トルコ・隊商宿

ヨーロッパとアジアの中間にあるトルコは、ロシアとウクライナの戦争でもその存在感を高めています。8年前トルコを半周するバスツアーに参加しました。

スペインとは逆の反時計回りでしたが、毎日半日はバスに乗っているようなハードな旅でした。子供の時からシルクロードは何となんとなく興味がありました。

シルクロードは中国(西安)からイタリア(ローマ)までの気が遠くなるような距離です。

一日で歩ける30~40Kごとに隊商宿(キャバンサライ)が設けられていました。トルコには40か所くらいあるそうですが、その中でも一番保存状態の良いスルタンハンです。山賊を防ぐため強固な高い壁で、IFは市場やラクダの休憩所、2Fが宿泊所でした。

とにかく周囲は地平線の見える荒野ですが、観光用の土産店やホテルがありました。トイレ休憩を兼ねた短い時間でしたが、1000年前の雰囲気を感じることが出来ました。

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