水彩画その376:トルコ・カッパドキア・ウチヒサル

トルコ中央部に、世界遺産カッパドキアがあります。50KM四方に渡り、火山灰が固まりそれが浸食されたキノコのような奇岩がニョキニョキと立っています。
その中央部にウチヒサル(要塞)があり、周辺は加工しやすい凝灰岩を掘った住宅があります。更に大規模なキリスト教徒の洞窟がいくつもあります。ホテルも、この洞窟を利用したものが多く、気温が一定で、ユニークな部屋でした。
早朝には、この景色を楽しむために50個以上の熱気球が飛行します。運悪く天候不良の為直前で中止になり残念でした。ところが三日後まだイスタンブールにいましたが、その熱気球が墜落したニュースを聴いて驚きました。肝を冷やしましたが逆に運が良かったとオプションを申し込んだツアー客と話し合ったことを思い出しました。

絵は、すべて黄土色一色の風景なので、スケッチだけにしましたが、今、彩色するかどうか迷っています。

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