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《朝》胆振東部大震災から5年

           ◆:◇ 朝食:わけぎ粥_20230906

🏙🌃:2018年9月6日午前3時10分 内地の人から見たらたいしたこと無いんじゃんって

   嘲笑するだろうけど、地震の少ない北海道が観測史上一番の大揺れを感じたあの日

   驚天動地とはこのコトとベッド脇の天井に届くほどのチェストを必死で抑えながら

   真っ暗な中、部屋中或いは家中から響く陶器やガラスの割れる音、床に落ちる音が

   大揺れと共に鳴り渡って、生後八か月目の冬、網走で母にきつく抱かれながら感じ

   た、あの恐怖が蘇っていた。1952年3月 マグニチュード8.4の十勝沖地震だった。

    そう、その直後北海道は未曽有の大規模停電を食らって二日間深闇の日々を過ご

   した。今思えば『なんだ、たった二日間で無いか』って思う人も多いだろうけど、

   ソレは結果論で、成ってしまったら情報網は寸断されて電池で鳴るトランジスタ

   ーラジオだけが外部を知る手だて。この恐怖は実際にその環境で過ごさねばなら

   なくなったモノしか判らないだろう。そういう中でも腹は減るモノ。何を食べよ

   うかと思いながらも床に散らばって堆積してる皿やガラス瓶などの破片を片付け

   ながら果てる時間を見失うぐらい困惑し切っていたコトも疲労感を倍加させてい

   た。その日はガス台が生きていたし、食材はまあ有ったけど直ぐに食べられて動

   けるものと、笊蕎麦を創ったものだ。非常時とはこういうコトだと改めて感じた

   コトだった。そういう思いを載せて今朝は余り食欲も無かったことも有り、粥に

   した。粥のご飯はお仏飯のお下がりの冷凍を戻して3個ほど。和出汁を味付けに

   生姜の味噌漬けを微塵切りにして、更にわけぎを振り掛けて簡単だが食べられる

   有難さと失った尊い命たちを祈りつつ戴いた。

    災害は対岸の火事では無いのだと云うコトを知る心の準備が肝要ーーーーーー


🏙🌃🔥彡彡彡
 

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