ボルセレインミュージアム inハウステンボス (長崎県福岡県ツアー2日目) 2024年3月8日

印象的な花瓶2点 続ボルセレインミュージアム inハウステンボス (長崎県福岡県ツアー2日目)  2024年3月8日

5枚同時投稿

右 色絵山水禽獣文広口大花瓶

こちらの大花瓶は明治初期の有田焼です。当時、ヨーロッパで開催された万国博覧会に、このような大きな焼き物が出品され、その文様の美しさや豪華さから、有田焼は高く評価されました。


焼き物を総称して陶磁器などといいますが、陶器と磁器は別のものです。
ポルセレインとは『磁器』という意味です。
一般的に磁器のほうが陶器よりも厚みが薄く、色は白く、叩いてみると、高く澄んだ音がします。また磁器は高温で焼く必要があるので、陶器よりもつくるのに手間がかかります。
日本の磁器生産は伝承によりますと、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際に連れ帰った朝鮮人陶工によって1616年頃、佐賀県の有田周辺で始められたと言われています。
有田焼の生産技術が確立されつつあった17世紀半ば頃に、国の動乱で国外輸出ができなかった中国磁器に替り、国内外へ広く流通しました。当時の有田焼は伊万里港から出荷されたため、『伊万里』とよばれました。

磁器個別展示
壷、大皿などなど巨大作品が並んでいた。
シャンデリアも大きくて素敵だった。

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