百花春至為誰開

百花春至為誰開 ・・・「碧厳録」

ひゃっか はるにいたって たがためにか ひらく

花はただその生命のおもむくままに
無心に咲き・無心に散っていく

人はあれこれと「計らい」ながら生きる事がやめられない
ああしたい・こうしたいと

それにくらべ花は「計らい」もなく
子孫を増やす為にだけ咲いているのだろう

しかし、
人は花を見ていろいろな思いを浮かべ
心を慰められている
なんの「計らい」もなく・・・?

人が花のように生きるとは・・・?

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