「サトウハチロー」の日記一覧

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うれしいひな祭り

今日は、2月26日。昭和11年に、二・二六事件がありました。その数日前に、サトウハチロー作詞のうれしいひな祭りが、発表されました。サトウハチロー氏は、少年時代、相当の不良少年で、ついに小笠原諸島の感化院に送られます。それが、転機。 3月3日は、四天王寺の市に出かけるつもり。うれしいひな祭りは、ウクレレで行っている歌声喫茶で、歌います。平和であれかし。

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こんな歌詞だったとは知りませんでした!

サトウハチローの作詞になる童謡に♪モズが枯木でがある。 若い頃ギター片手に歌ったことはあるが3番まで知らなかった。 今日初めてこれが反戦歌と言うことが分かって歌詞を見た。 はるか満州まで出稼ぎ気分で出掛けた東北の労働者の歌。 当時は満州開拓と政府に宣伝され歌われることは無かった。 しかしこの満州の泥沼の中から第二次世界大戦へと進んだ。 この反戦歌が世の中で歌われるようになったのは…

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九十歳。何がめでたい

   ~~~ 読書感想 ~~~ 九十歳。何がめでたい  佐藤愛子 評価☆☆☆☆☆ 笑った、笑った!! あ~面白い! 言いたい放題なのですが、日頃おかしいぞ、 なんだかなぁと思うようなことをズバリと 切ってくれるので、愉快、痛快です。 90歳を超えても、人はこんなに ユーモアたっぷり かつ、切れ味鋭く 生きられるものなのね。 『日本人総アホ時代』って・・・ 最初から最後まで飽きさせず、スカ…

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佐藤愛子著「血脈中」を読む

「血脈」(中) 佐藤愛子著 文芸春秋 平成13年2月10日発行 ーオレも弥も久も、何ひとつ親父から貰っちゃいない。揃って親父のカスみたいなものだ。  貰ったものもあることはあるな。女好きと喧嘩好きだ。  怠け者、見栄っぱり、嘘つき、金に卑しい、お調子者。  美点よりも欠点の方をよりよく知っている。 「只あるのは1つ、食わんがために書く真剣な文学だ。世間の人々は生活の為に血眼になって働いている。」…