自分（自我）を立てると 物事は 自分の外側にあるように思え 自分の内側には無いと思える ただ 自分は 内側にあると思う これが内側に迷いを作る 迷いは内側にあるのだから 解決出来る 自分は外側にある 生死も外側の働きにある これが悟り 357

声を出して数を数える時 数える脳の動きと 声を出す身体の動きとを 一つにする 外に 音程を取ろうとする動きと 内に 取ろうとする身体の動きとを 一つの動きにする 意識が有ると 音程が自分の外側に思えて 自分が内側に居るように思える 意識が無いと 全部がまるごと音程になる 356

人は 自分を知り得ると思っている 考える事と 気付く事は 本質的にまったく違う 考えは 思考と思考者に分かれる 思考者は主体を立てる 気付きは 気付きが有るだけで 主体化出来ない 主体そのものは知り得ない 宇宙的働き 352

順境からは客体側を変える 逆境からは主体側が変わる 人に真理を 気づかせる事は出来ない 気付き易くさせる事しか出来ない 人為的には 起こせ無いある時 宇宙的に 成り立っている時がある 351

自我は 殻を作り内側に入って 硬く閉じ込める動き 未来の怖さから 今を守る・ガードする動き 無我は 内側に集めて芯を作って 外に働き出す動き 未来の楽しい記憶を 思い出して動く 350

どうする でなく どうやる（まるごと） 対象化出来ない 主体の動き それを対象化して 知る事が出来ない世界 どこから生まれて来たのか 何をしに生まれて来たのか 死んだらどこへ行くのか このような問いには 問うている 主体自身の問題であり 対象化して 答える事はできない・不知 348

道理と方法 道理が有れば方法は要らない 多くの人は 道理より方法ばかりを求める 方法が無くなった時に 道理に気付かされる 343

他力を使いこなす自力 他力の使い手が達人 自力で頑張るのが素人 諦めず頑張れの指導は 他力の使い方に 目覚め難くくする 他力が主役、自力は脇役 感謝の方が努力より難しい 338

ありもしない 自分に振り回されず 自分に奴隷のように捧げず 自分に傷つかず すべき事を尽くした後は 完全無欠の自分に任せる 何も問題のない世界 大丈夫な世界 安堵の世界 336

私は居ないのなら 私は 自分の身体でも良いし 部屋一杯でも良い 宇宙一杯でも良い アイデンティティが いかようにもなる 全てになる 自分の身体に 安易に限定した事が 悩み苦しみとなる 私は私を知る事が 出来ないに事に気付く事 知ってる人は知らない人 この気付きが人生の目的 330

得たものは必ず失う 何故なら得たモノだから 元々有るものしか残らない 既に完全無欠だから 努力ができなく成った時に 努力が終わる 積み上げには際限が無い 削り落しには終わりが来る 329

自分がいると思うから 欲望が生まれる 葛藤が生まれる 達成して 心の平穏を求める またそれに 基盤を求める 依存を求める 自分がいないのなら 生まれた事もない 求める必要もない 元々平穏 成るように成る 外に依存しない 外に委ねる 328

時間が無ければ 明日が無ければ自我も無くなる 目の前の今日を生き切る 今日一日が一生 今日しかない 即今には問題はない 今には心が無い 自我は明日に持ち越す 327

塊・実体とは 依存している関係が無く 時間と共に変化しない事象 バラバラである時に実体化する ＝色 バラバラでない時に全体化する ＝空 個別なモノはない 全体がモノとなる 対象になり得ない自分を 既にある自分が探している 事に気付く 324

居着いたり 踏ん張ったりしない きっかけで反転する状態 主体の意思無く 押せば押し返される 反動でも 作用反作用の法則でもない 伸筋の伸長反射運動 達成する事でも 回避する事でもなく 外側と内側の動きから 一つになる働きを得る 脱力と俯瞰集中運動 323

努力しない努力をする 努力は報われない 努力は自分をダメにする 努力中毒にかからない事 ９９%の努力と１%の閃き とは １%の才能がないと 努力では出来ない という事 向いている事に 負荷をかける努力は必要 努力と依存性 努力と不安症 隣り合わせ 322

自我の苦しみを育てている２つ 一つは空間的に 自と他を分けた事から 他者との比較・不足 分別と相対から離れる もう一つは時間的に 今と過去・未来を分けた事から 今の中に後悔・不安 我慢と代償から離れる 321

絶えず死を避ける事こそ 命の目的・働き だが 命はいつか必ず終わりを告げる 実体の無い矛盾の 葛藤こそ命 諸行無常から 未来の終わりを悟り 葛藤せず無我の 今をただ生きる いつ死んでも良い人生 に生きる 320

健康・若さ 失われて行くものから離れる 喪失感の苦 夢・目標 条件付けからの自由になる 未達感の苦 生きてる証 何も残さなくていい 不在感の苦 生きる意味などない ただ受け入れる 虚無感の苦 ネガティブに味わえは 反転して 生きて去って行くだけで 楽しい人生になる 319

自我があるなら・あるから 自由意志などない 条件付けられたただの反応 自我がないなら・ないから 自由意志そのものになる 宇宙の本体の意志となる 肉体の声　自我の声　思考 生命の声　無我の声　感覚 318