さんが書いた連載動植物の不思議 の日記一覧

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動植物の不思議⑥ 微妙な自然界のバランス

自然界の不思議なバランスについて、ほんの一例を紹介します。 写真【1】「ノゴマ」と言う東南アジアから春に北海道に渡って繁殖する美しい野鳥です。この鳥は初夏の草原でこの様にたくさんの虫を捕まえて巣に運び、雛を育てて繁殖します。6月24日 コムケ湖付近 写真【2】「オオジュリン」も、南の地から北海道に渡ってきて、たくさんの虫を捕まえて育雛をしています。7月18日 野付半島 写真【3】野鳥たちの…

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動植物の不思議⑤ 育児に協力する子供の「ヘルパー行動」

生き物の「利他的行動」のひとつです。 成長した子供が、親の次の育児(妹・弟)に協力する行動です。 野鳥では「シジュウカラ」や「エナガ」「オオルリ」などに、そのような行動が見られます。 成長した子供が親元に残って、次の雛の育児を手伝う行動。 給餌、そして托卵までするものもおります。親の行動を真似して育児を覚えるためなのかも知れませんね。 「キツネ」は(ホンドギツネ・キタキツネともに)」成長す…

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動植物の不思議④ 「雪の下」根で生域地を広げる厄介な外来植物

寒い冬でも地中でひたすら根を伸ばし、生育地を広げている植物がある。 これらの植物は繁殖力が強く、数年経つと簡単に群生化し、厄介な植物として問題視することが多い。 写真【1】休耕地を完全に制覇し、土地を元に戻せなくなった「オオハンゴンソウ」の「群生地とその根」の写真(北海道・長万部)。 駆除しても根を数cm残すだけでそこから萌芽する厄介者で、更に種からでも繁殖する。 この植物は環境省が指定…

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動植物の不思議③ 空を飛ぶ野鳥の居住域

植物は動物と違い移動できないので、様々な仕組みで生域範囲を広げます(いずれUP)。 今回は空飛ぶ野鳥の居住域です。鳥たちは人間より遥か昔から、様々な生態を引き継いで生き延びています。今回はその中で「渡り」の不思議です。 「冬鳥」北から越冬のために秋~冬に訪れる鳥。夏に北のシベリア・アラスカなどで繁殖し、冬は南に移動して生活するものです。海も凍らず開いていますし、ナナカマドなど木の実やヨモギ、…

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動植物の不思議 ② 冬を乗り越える「スゴわざ」

北海道の記録的な最低気温は-40℃~-35℃程度、2000年を越えてから-30℃を下回る日が少なくなってきました。でも例え-40℃を下回った冬が有っても、春になれば動植物は一斉に命を吹きかえします。 暖房で乗り越える人間は、それを不思議とは思いません。不思議な生きもの達の技はヒントになるかも知れませんね。 ◆動物・昆虫の場合 = 人間 ① 冬眠してやり過ごす<熊など>=何処も行かずに「冬ご…

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動植物の不思議 ① IPS細胞。

すみません、趣味人倶楽部の批判など、日記のネタが尽きたので、これからこの「動植物の不思議」のネタで、続く限り連載しようと思います。 写真【1】これは市販されていたパイナップルの切落した葉の部分を皿で育成し、鉢植えに移植し、2年目にパイナップルが実った我が家の今日の写真です。 植物はこの様に、一部の部分を培養すると、自身のすべてが再生する機能を持っています。 しかし私ら動物の人間は、指や頭を…