哀れ小雀はカラスの餌食に

今日の午後、商店街を通りかかっているとき、シャッターの閉まっている店の前で、3羽の子雀が夢中で餌を探していた。

丁度電柱のてっぺんで、その様子をハシブトガラスが発見し、ふわりと音もなく道路に降り立ったとみるや、

つつっと進んで、あっという間にその1羽を、その太い嘴で咥えた。

そして、後ずさりして、ひらりと元の電柱のてっぺんに戻った。

この間、ものの10秒もあったろうか。あっという間の出来事だった。

他の2羽は友を助けるつもりか、カラスの周りをまわって攻撃するしぐさを見せた。

電柱の傍の家の屋根に移ったカラスは、ばたつく小雀を咥えたまま、頭をぐ