大阪天満宮の創始(御鎮座)は、
平安時代中期にさかのぼります。
菅原道真公は、延喜元年(901年1月25日)、
政治の上で敵対視されていた藤原時平の策略により
昌泰4年(901年)九州太宰府の太宰権帥(だざいごんのそち)に左遷されることになりました。
菅公は、摂津中島の大将軍社に参詣した後、
太宰府に向いましたが、2年後にわずか59歳でその生涯をとじました。(延喜3年/903年2月25日)
その約50年後、天暦3年(949年)のある夜、
大将軍社の前に突然七本の松が生え、
夜毎にその梢(こずえ)は、金色の霊光を放ったと言われます。
この不思議な