連載:メキシコ一人旅日記

便所番のおばさまは、カリスマ語学トレーナーだった

ウーパールパーの施設では、案内人の科学者が出掛けていて、スペイン語以外は一切受け付けない留守番のおばさまは、科学者は今日来るから、中へどうぞ、便所使って良いよと招き入れてくれました。

テーブルに福岡から持ってきた「博多めんべい」を開封して勧めて、一緒に食べて待ちます。
身振り手振りで「もっとどうぞ」と勧め、おかわりして食べました。

おばさまが手招きして施設の敷地内を案内してくれます。
「ラボラトリー(研究室)」そう言って、建物の扉に掛かった大きな錠を見せます。
「トマテ(トマト)、プランツ(野菜)、フローレス(花)…」敷地内のものを、次々に見せてくれ