眼下に小さく見える行列は建物をぐるっと囲んでいる。ケーブルカーには一度に何十人乗れるのだろう。
一先ず行ってみようと息子と言った。階段を降りた。まずはチケットを買う行列があるのだった。
ここは変わった造りで、車で行くと、先ずは頂上に行ってからケーブルカーで降りて参拝する。
若い頃一度来ているが、あの時は海の見える急な階段を登った。筑波山での筋肉痛が数日続いた記憶はまだ残っているから、登りも下りもケーブルカーに決定。
山全体が駐車場になったようで、あっちにもこっちにもPとある。ゴールデンウイーク終盤戦の4日だから車の数は尋常ではない。入口で旗振る爺
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