気まぐれ一句(蜻蛉・赤とんぼ・鬼やんま)

>鬼やんま吾を掠めてまっしぐら

車輪を格納した戦闘機のごと突っ込んで来てパッと返し去って行く
恐ろしげな鬼やんま。

>園庭に子等の呼ぶ声赤とんぼ

幼稚園の工事中の出来事、仮囲いの中から園児の声
見上げれば赤とんぼ、そよ風に乗り群れています。

>蜻蛉や指を翳して棒になる

幼少のころを思い出して、蜻蛉の飛んでいる先に指を差し出し
止まってくれるのを待っていた記憶
親指と人差し指に止め足を挟んで捕まえた記憶

カテゴリ:日常・住まい