「大人の男 海外ひとり旅」伊藤伸平著

どこかで著者の本を読んだ記憶があると、頭の中をまさぐっていたら思い出しました。1990年か1991年に「マレー鉄道で朝食を」を書いた方だった。

1990年ころ、バンコクでスクンビット路からバスでラチャダムリ通りまで行き、大丸の向こう側にある伊勢丹の6階、紀伊国屋で購入した本だ。質感のよい表紙と、そこに印刷されていた鉄道の女性従業員の写真が清楚だった。

バンコクからマレー鉄道で南下し、国境を越える。
マレー鉄道という言葉の響き、陸路で国境を越える難しさなどに惹かれ、実際にバターワースまで鉄道に乗ったことがあった。

著者は現在、名(?)ガイドブック「地